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R・Kさん 女性

大学;University of California, Berkeley
専攻;Dance and Performance studies
卒業;class of 2012
出身校;Palomar College


【留学のきっかけ】
子供の頃から習っていたダンスの継続と語学習得ができ且つ大学で勉強し学位の取得も可能だから。


【バックグラウンド】
子供の頃からダンスと英語教室(Labo party)に通っていた。高校卒業後の進路を考えた時Laboをやっていた経験もあり国際コミュニケーションに興味をもつ。日本ではダンスはサークルや趣味程度でしか続けることができないがアメリカではダンスを授業として扱うことを知り国際教養、ダンス、学位取得が同時にできるので受験を中断し留学することに決めた。

高校卒業後は日本にあるヒューマン大学機構で1年英語を準備しサンディエゴにあるPalomar Collegeに進学。

アメリカ式の勉強に慣れておらず最初のセメスターは大変であったが慣れてからは勉強とダンスを両立できるようになる。授業構成はダンスで15単位程とりその他はIGETCのRequirementを受講した。夕方まで勉強して夜からダンスをする生活を続けた。運動系の授業が多く用意されている大学であったので運動系のクラブ活動はあまり盛んでなかったのでタップ教室で週に1度レクチャーした。

既にダンスの単位を多く取得していたのでダンス専攻でアプライしUC Berkeleyに編入を決めた。


【編入時のGPA】
3.8

【エッセイの内容】
ダンスをはじめたきっかけや高校時代にダンス部長を務めた経験、大会で受賞した賞でLAへ短期ダンスレッスンに行ったこと。Laboのホームステイプログラムでの経験とホームステイファミリーに再会しに行ったことなどを書く。


【課外活動・クラブ活動】
タップ教室の先生

【Berkeley Media Studies専攻での思い出】
Dance and Performance学部ではシアター(演劇)とダンスの学科に分かれておりどちらもパフォーマンス学を中心に学ぶ。ダンス学科ではダンスとレクチャーの比率はダンス:2、レクチャー:8くらいの割合。パフォーマンス学は歴史、人類学、社会学などの知識を用いて人の喋り方や仕草がどのように伝わるか、伝えるかを考え分析する。そのため他の学部同様に色んな学者の本を読む。分析では例えばオバマのスピーチはどこが強調され人々にどのように伝わりどのような影響があるかなどを分析した。

パフォーマンス学は実際にパフォーマンスする演者側以外にも舞台裏の仕事やキャスティング方法などパフォーマンスを提供するために必要なことを体系的に学んでいく。キャスティング方法とは例えばオーディション。もし演者がハーフである場合表現しづらくなることがあるが人種ごとのオーディションは社会的に問題である。この場合どのようなオーディションをすべきかを考えディスカッションする。完璧な正解がない議論をするためしっかり考え意見交換をすることが重要になる。

舞台裏の仕事とは例えば大道具や照明、音声、衣装、ステージマネジメント等で実習を通じて学ぶ。平日は週に数回6時から11時までシアターで業務し、週末は終日裏方業務をする。実習で勉強時間を取られるので試験前などはシアター内のスポットライトの光を使ってReadingをこなし勉強した。

ダンスのクラスはモダンダンス中心に週3回2時間ずつ練習する。毎セメスターで最低1クラスダンスの授業を選ぶ必要がある。

パフォーマンスの授業では実際にオーディションを行い受かった者のみが受講でき単位を貰える。そして実際に演劇やダンスを準備し披露する。


【卒業後】
一般企業に就職する予定。ダンスを学んだことで人が集まり何かを創出することに楽しみを見出したので今後は企業内でチームワークを生かして新たなものを創出していきたい。

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